BRC22が脂溶性の発ガン性有機塩素化合物を分解する事を国際学会で発表


1998年つくばで開催した有機塩素化合物の安全性に関する国際学会で国立群馬大学教授の天谷和夫博士が、セラミック(BRC22)水による健康増進に関する成果を発表



「環境汚染物質に関する国際会議」(1998年1月つくば市)において、「セラミックス装置」 で処理された水に有害な塩素化合物を溶解・分解する力のあることが立証されました(左図)。発ガン性物質である塩素化合物のトリハロメタンやダイオキシンは遺伝子にも悪影響をおよぼすだけに、この研究成果は大きなニュースとして内外に伝えられました。

水の分子が10数個の小さな集合体になると、細胞に取り入れ易くなり、ダイオキシンやトリハロメタンなどの脂溶性の有機塩素化学物質をより多く水に溶かし込むことで、体外へ排泄し易くします。

難溶性物質も水に溶けやすく分解

(日経産業新聞(1998.2.18付)より抜粋) 「環境システム事業協同組合は群馬大学の天谷和夫元教授*と協同で、難溶性の環境汚染物質の溶解度を高めるセラミックス(BRC22)を開発した。触媒として利用すると、塩化ベンゼン等難溶性物質も水に溶けやすくなり分解しやすくなる。トル工ンやキシレン等は水に溶けにくい為に分解処理が難しい。同組合の研究グループが開発した手法はセラミックスで処理した水を使う。セラミックスはケイ素とアルミナに数種類の金属酸化物を混ぜて焼き固めたもの。処理水は浸透性が高く、通常は水と混ざりにくい有機溶媒の溶解性を高めるという。」

*天谷和夫元教授: 「セラミック処理水による洗浄力向上と環境負荷低減の可能性」洗剤・環境科学研究会誌(1989.9vol21No1)理学博士天谷和夫(群馬大学)より



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